復活!つだにくん奮闘記

綾歌中バスケ部大健闘!

2014.08.25
全国中学総体にわれらが綾歌中学バスケット部男子が出場しました。1000人、2000人というマンモス中学でもない小規模校の綾中が全国大会に出るとはそれだけでもなかなかの快挙です。土曜日に全国大会予選リーグ、昨日、決勝トーナメントという日程で夏休み工事で休暇もなく労働に勤しむダルビッシュには非常に恐縮ながらフル観戦させて頂きました。それもそのはずこのチームには池工(池田工務店の略称)エリアの子ども会出身者が二人もいます。ガキんちょだったかつての彼らの雄姿をみたいとの思いは強く、例え自分の子ではなくとも馴染み深い彼らを見る事が出来私事ながら感慨無量の境地でありました。結果としては予選リーグ全勝1位通過、決勝トーナメント1回戦敗退全国ベスト8ならず。しかし惜しむなかれ彼らのプレースタイルには会場、感動の嵐でした。しつこいようですが弊社只今中学校の工事中で、彼らの練習はほぼ毎日見ています。見ているこちらがしんどくなる程のハードな練習を毎日毎日こなしています。バスケ部は練習で研鑽に研鑽を重ね技量を修練する事もさりながらメンタル的なトレーニングも欠かしていません。はっきり言ってバスケのルールも知らない私のような素人が何を持ってかれらに惹かれるか?それは取り組む姿勢です。決してあきらめない彼らの精神力です。決勝トーナメントは全国猛者中の猛者ぞろい。選ばれた中で更に選ばれた最強の16校。心身共に最強の集まりです。もちろん綾中の相手チームも例外なし。2m、190㎝。これが同じ中学生?と目を疑いたくなるような選手がいます。それでも臆せず、怯まず日頃のプレースタイルで一心不乱に集中します。点差が広がっても関係なく諦めることなく最後まで自分たちの道を行くが如く。そのひたむきな姿勢のすばらしさは新聞の記事が良く表していると思います。常日頃の彼らの姿を見ているだけにこんな中年のおっさんでも久々に涙しました。綾中体育館に飾られた目標「全国制覇!」今年成し得る事はかなわなかったものの彼らの軌跡は確実に残されました。その思いを引き継ぐ後輩諸君。先輩の分も頑張って先輩の果たせなかった全国制覇を達成すべし!引退する3年生も長い人生の中でこの貴重な経験が必ず役立つ時が来るはずです。何よりも当日ベンチ入りしてまで応援していた校長先生、顧問のK先生お疲れ様でした。また新たなメンバーでの新たなる門出に地元のファンの一人として期待しています。思うに学生の競技は勝負の如何ではなくとにかく取り組み方がすがすがしく気持ちが良いです。プロスポーツ等に全く興味の無い私如き中年でも学生スポーツ、特にチームとか学校を背負う部活動の競技はすばらしいと思います。プロを目標とするクラブチームはそれはそれで結構な事とは思いますが個人的にはやはりアマチュアイズムの結晶のような部活競技には感動を覚えます。余談ながら部活動は何かと大変みたいです。それは如何なる事かと問えば、部活動とは校長をはじめとする上層部の理解であるとか、顧問の先生の時間と労力の問題であるとか素人が言うような簡単な問題ではない事を数多く抱えているのが現在の中学教育の現場であるらしいです。それを承知した上で考えてみると、その点小規模中学である我が校のような部活動は担当する教師の数も少ない事から難しいはずです。それを維持していこうとする校長の姿勢と努力には心より感謝します。加えて自らの時間と労働を大なり小なり犠牲にしていただいているすべての顧問の先生にも同様です。私は仕事柄他校の様子や現状を知る機会が少なくありません。部活動は当たり前ではなく非常に難しい時代である事は実際に事実のようです。部活動を統廃合せざるを得ない学校は多くあるみたいです。そのような感謝の気持ちを持って我が子を預ける事の意識が今我々保護者にも求められているのかもしれません。また、学校であり、親であり、地域の人であり、その他様々な人のおかげで部活動をさせてもらえているという謙虚な心を持つことも子ども達にも必要とされているのかもしれません。その点バスケ部のメンバーは一般に言われる強豪チーム特有の驕りもなく常に慎み深く礼儀正しく、まさに若者の鏡のような生徒達です。このメンバーを育成した顧問の先生の手腕には頭が下がる思いです。恥ずかしながら我々池工スタッフ今更なれども今回の試合を見て、彼らのように大人としての礼節を重んじ真摯に業務に取り組み、彼らの如く例え自らより大きな相手にも自分達の仕事の遣り方を全うし、逃げる事無く恐れず怯まず勝負しようと心に誓った貴重な体験でした。バスケ部のみなさん本当にお疲れ様でした。そして、感動をありがとう。



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