『年度末の攻防!』
2015.02.27
御無沙汰しております。我々建設業者にとって年度末は竣工ピークの時期です。日本の季節のサイクルは春を基本とし4月を年度のはじめとするのが慣例なので3月はいわば一年の終わりであります。思えば1年前の同じ時期は消費税アップ直前の一時的な需要増による資材・職人不足の影響を強く受けていました。年度が替わり消費税が8%なると一気に民間の消費マインドは冷え込みました。それに代わってアベノミクスのバックアップもあり大型の公共工事が四国の片田舎の香川県でも出るわ。出るわの大騒ぎ、3億・5億は当たり前。10億を超える物件もバンバン発注される有様です。有り難い事ではあるけれどそもそも10億の物件などは我が身丈に合わず、むしろ職人を大型物件に取られてしまっててんやわんやの状態です。県内の職人さんの容量を大きくオーバーしているようです。しかし、奢る平家はなんとやら。このプチバブル状態もはかなき夢の如く長くは続かないない事でしょう。今年は入札しても参加者がいない不調と言われる現象が続出しました。仕事を取っても施工する人がいない。管理する人がいないのが現状で慢性的な建設業は人手不足に陥っています。それは熟練の職工が老齢化による引退。景気悪化による職人さん達の転職。若者層の建設業離れ。理由はたくさんあると思います。されど振り返ってみるにこれは自業自得の所業なり。スーパーゼネコンと言われる大手建設業者を中心として元請の建設会社は仕事が少ない時に職人を有する下請業者をたたきに叩いた結果、廃業、離職、人材育成の欠如という現在の状態を導いたみたいです。大手などではその反省から若手の職人を育成するシステムをようや運用し始めたみたいです。そんな事は我々零細に取ってはとても無理なことです。原点回帰。やはり、弊社は地に足を付けて地道にコツコツと自分に出来る仕事をしていく道しかないようです。一歩づつ着実に前を行くのみです。
最後に最近のつだにくんの活躍状況をご紹介して終わりにしたいです。
最後に最近のつだにくんの活躍状況をご紹介して終わりにしたいです。
地区の避難施設の非常用電源用の太陽光パネル設置完了です。
キューピクルを改造し蓄電池も新設しました。
これで、もしもの際の災害用避難場所としての活用がより一層期待されます。
大規模改修のまっただ中。ラストスパート!けっぱれ つだにくん!
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