復活!つだにくん奮闘記

『一歩一歩前進あるのみ。』

2014.12.15
 世間を賑わせた?衆議院選挙も終わりマスコミの事前予想の通りの結果となったみたいですが、投票率の低さは如何ともしがたく如何に世間の関心の低さを顕著に表した形となった事は小市民ながら嘆かわしい事ばかりです。先程電子入札を終え只今会社のパソコン前でいるので、師走の月曜日それも本日は我社の12月の支払日という多忙を極める日ながらこそっとプログを書き綴りたいとおもいます。選挙期間中は選挙の事を触れるのは憚られますので終わったからこそ今思う事は投票率の事です。期日前投票を利用すればかなりの期間で投票できるのであるから大人としての責任は履行すべきものかな。国政ともなれば身近な近所のおっちゃんでもなく何か雲の上の事の気がしてどーでもいいや。との気持ちにもなりがちです。ましてや誰がなっても同じとも考えてしまうのも致し方の無い事でしょう。されど、国民主権の保障されている我が国のようなところでは考えもつかないことかもしれませんが、近隣の国・地域をはじめとして自由選挙を求めて若者達が蜂起しているところもたくさんあります。投票は日本人としての権利のひとつなので私は意中の候補がいない時は白票を入れるよう心がけています。蟻のような小さい存在であっても意志表示はとても大切な事だと思います。現在の投票の1票の権利は私如き小市民も何十億も年間所得のあるスーパースターも同じ条件で1票しかくれません。我が国でも選挙が出来た頃の性別・所得による制限があったみたいですが、今はそのような制限もない平等の権利です。この貴重な意思表示の機会を逃す事は少しもったいないとも思うのは私だけでしょうか?誰に投票するかは個人の勝手なのでそんな事ではなくて投票という行動が大事なのでは?と世間を憂い慮る次第であります。
 まったく話は変わりますが、昨日、一昨日と我が愚息が所属する部活の中学新人戦が市内にて開催されました。言ってみれば香川県大会のための市内予選みたいなものです。上位2校が来月開催される県大会に出場できます。結果から申し上げると全戦全敗の最下位です。以前このブログでも表記させて頂きましたが母校のバレー部男子はなかなかの名門です。全国大会出場の経験もありますし直近でも今年夏の県総体では準決勝では敗れたもののベスト4にも残り、3年前までは2年連続で県代表で四国大会に出場する程の実績を有しています。もちろん、応援の遣り方も伝統に基づき代々の保護者が引き継ぎ全国に出場した頃からを踏襲しているみたいです。また、監督である先生も香川県選抜チームの指導者を兼務するような熱心な指導者です。素人ながら拝見するに有力選手と言われる人のほとんどはジュニアチーム出身者と言われる小学生から携わっている学生がほとんどです。たまに身体能力・運動神経に優れた選手でそうでない人もいますが稀な存在です。今の綾中チームにジュニア出身者はいません。一から監督の先生が教え込んでいます。また、小規模学校である我が校では部員7名とギリギリのメンバーで戦っています。県選抜チームの指導をする顧問の先生にとって技術的な事もさることながら勝負に徹するメンタル面においてのギャップは想像に耐えがたい程にある事でしょう。しかし、それもまだ26歳という若い指導者のひとつの試練として10年後、20年後の名監督になるための糧として気長くお願いしたいものです。私も一生懸命にやって今の力を発揮して負けるのは仕方ない事だとは思います。技術的な事は先生が基本的な事を基本中の基本として徹底して指導してくださっていますが、現在その基本すらままならぬ状態です。技術的にはどうしようもない事は否めませんがメンタル的な面での修練に事欠いているのは指導者たる先生の逆鱗に触れる事がしばしばあるのが実情です。あと数点取れなくてセットをものに出来ないのはこういう事であると試合後先生から厳しいご指導の話しも選手達にありました。それを如何に受け止めるかは彼ら次第ですがたった二人しかいない2年生のためにも心身共に向上して勝利に協力する事が1年生の選手諸君の職責だとこの中年の思うところでもあります。こうして練習の出来る環境がある有り難さ、指導者のいる環境の有り難さを再認識し是非とも奮闘してもらいたいものです。今回の新人戦では会場にこの夏引退した上級生である3年生や卒業した高校生の先輩方が応援に来てくれていました。3年生が現役の頃には玉ひろいをしたりしていた下っ端どもの雄姿を観戦、応援してくださいました。むしろ3年生の方が気合が入っていました。勿論彼らは昨年の今大会を突破し県大会へと進んだ猛者どもです。また、その上受験勉強も大変な時期なのに時間をつくって練習に来てくれ稽古をつけてもくれました。本当に親身になり先輩後輩の関係の有り難さを選手達も再認識したみたいです。受けた恩義は是非とも恩義で返してもらいたいものです。ましてや四国大会出場の経験を持つ高校生の先輩などは今の3年生とは一緒の活動し面識があるものの現役メンバーとはただ単に部の後輩というだけなのに練習にも参加して本番も見に来て応援してくださいました。本当に有難うございます。これが伝統校の良さ。今回良い結果ではお返し出来ませんでしたが次回は是非とも頑張って今プレー出来るのも先輩方のおかげであるという事も強く愚息は勿論の事、他の1年生にも伝えようと思います。そして、校長先生も応援に来て下さいました。校長先生は非常に部活動には熱心です。他校の実情からみれば生徒数が減っている我が校は3種目くらいは減らされても妥当ラインかもしれません。しかし、出来る限りの存続をして頂いています。おそらく教師数も少ない我が校などには顧問の先生の問題とか色々と我々素人の想像以外の困難もあるとはお察しします。その事にも感謝の限りです。今回感じたことは勝負の結果の如何では無く結果を出すまでの過程の重要性を部活動を通じて認識し身に着けて行ってほしいものであると痛感しました。これは、子どもの事だけではなく池工としても同じこと。今できる基本的な事を一足飛びではなく着実に一歩一歩こなしていきたいと再認識しました。子ども達から学ぶ事は多々あると改めて実感させられた今回の大会でした。今日から次にむけて再出発です。頑張れ!綾中排球部。

PS:バスケ部男子は県大会の一次予選を突破したみたいなので、来週はバレー部全員で応援にいく予定です。バレーは負けたけれどバスケに栄光あれ!必勝祈願!

 
プレーする綾歌中学排球部のメンバー。奥は監督の先生です。気長にお願いします。先生が常に口にする謙虚な心が今一番大切な事なのかもしれません。先生もいかにバレー好きとは言え自分の時間とお金と色々なものを犠牲にして取り組んでいただいている事にも感謝!



全国大会会場にもたなびいた母校の部旗。今は予選会場のみの出番しかありませんが、先輩方のように県大会、四国大会でも乱舞させる気概をもってプレーせよ。



試合終了後の閉会式の様子。今の口惜しさを忘れず修練に励め!

今夏引退した3年生と比べられて初出場の大会の折には他校から2軍と間違えられた彼らですが、少数精鋭で水の滴の一滴が長い年月をかけて巌をも砕くように地道に研鑽を重ねて次回は優勝旗を狙え!継続は力也。心から応援します。

                        

 

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