『中学校増築工事の基礎コンクリート打設』
2014.10.24
本日、中学校の2学期中間テストが午前中にて終了しました。そこで、午後から基礎工事のコンクリートを打設しました。ダルビッシュをはじめ、のりくん、じゅんじが同作業に従事しました。ポンプ車での作業及び大型ミキサー車が校内に乗り入れるという事で中学生の安全確保は勿論の事、隣接する保育所のお迎えの保護者の車ともラップしないように弊社スタッフは気が気でなかったと思います。品質確保・工程厳守は必須です。されど、物はやり直しはききますが、人の命や体にはスペアはありません。我々の仕事は常に安全第一を心掛けていますが、それでも事故は起こっているのが実情です。幸いにして弊社は死亡事故の経験はありません。現場での怪我人もここ数年は出していません。十分、気を付けていても偶発的に事故は発生する可能性は常時つきまといます。一番最悪はニュース等でも報道される第三者災害です。工事に直接関係の無い第三者を巻き込む事故が稀にあります。これだけは全力を挙げて阻止したいと社員一同心掛けています。命の大切さの話から昨今、アニメやゲーム等の例えば死んでも生き返るキャラなど影響を受けて子ども達の中には、命を少々軽く考えている傾向をもつ子がいると聞きました。本当に怖いことです。本人は全く悪気など無くただ単に、仮想の世界の住人となっているに過ぎません。近代的な遊具は多様性に優れ面白さも増大し魅力満載です。子どもどころか大人であっても夢中になるものが多く存在します。それ自体が悪とは言い切れませんが想像の世界と現実の世界が区別出来ない程没頭するのは如何なものかとは思います。現代の子ども達に置き換えればゲームや遊びもするし、学校生活でも心身を鍛える。いわば、学生の本文が勉学として、仕事も遊びも常に一生懸命が当然の理想です。しかし、その反面今の子ども達は本当に大変だと思います。外野から拝見するに、学校で勉強して、終わったら部活動やクラブチーム等の練習、それが終わって深夜までまた塾で勉強。私などの学生時分の事は恥ずかしくてとても口に出来ない程多忙を極めています。余裕がなくなっても当然です。でも、工事で出会うどの子ども達の目も生き生きしています。決して死んではいません。真剣に頑張っています。むしろ現場事務所に集える我々工事関係者の大人の方が現在の日本を象徴するかの如く疲れ切った様子です。元気よく挨拶してくれるこの子ども達の未来が明るいものであって欲しい。そのためには我々みたいな おっさんが頑張って働いて少しでも良い社会の形成を目指さなければいけません。頑張って行こう!と元気のない大人に檄をとばす!そんな思いにかられながら、未来の日本を担う彼らに幸多かれと願う秋の日の中年のささやきでした。
※基礎コンクリート打設の様子
今日は天気も良く順調な作業状況でした。今回はRC造の建物といっても増築工事なので43m3の打設でした。
これが新築工事で数百m3の打設となればとてもテストが終わって午後からという訳にはいきません。
出来る限り学校優先で工事を進捗していきますが、これからも何かとご迷惑をおかけします。すみません。
職人さんたちを陣頭指揮し作業をすすめる のりくん と じゅんじの様子。季節はずれの暑い日にありがとうございます。
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