復活!つだにくん奮闘記

台風が心配です。

2014.07.10
台風8号の事がかなり気になります。われわれ建設業者にとっては台風は大敵です。弊社も災害時緊急作業の指定業者のうちの1社です。本日、夜はもしもの場合に備えて待機になるかもしれません。県内をはじめ日本に大きな被害がでませんようにと祈るばかりです。さて、昨日の続きですが昨日午後からお客様の化粧柱を見に山一木材さんに行きました。
いつもながら余りの材料の多さにびっくりしました。天然ヒノキの6寸柱なんかがお好みでは・・・


思っています。これなんかは加工して仕上げしたらびっくりするくらいきれいな柱ですよ。他にも産地の良い柱もありました


これなんかは和室の化粧柱としては最高ですよね。大黒柱とかなら天然の檜柱(節あり)とか欅とかがいいですよね。ちなみに上記の木曽天然檜の節ものは生き節といって近くで見てみると油がででいます。俗にいう集成材に檜材の薄い単板を貼ったものが主流とされるこの時代にこの柱は大変貴重です。山深いところに200年、300年という自然の檜の大木がたまに出てくる。こんなものはすぐ揃えてくれといってすぐには間に合わない希少材です。板目の細かい目をみればほれぼれします。木口の年輪を確認すれば一目瞭然です。一般的な柱は30年~40年クラスの植林材、間伐材でつくっていますが弊社も創業者の時代には木の古さ(年輪)と化粧材(檜)の目合い(柾目が細かく通っているものであるか)とか色々教えてもらいました。入社して20年近くになりました。工法や法令等もいろいろ変わりました。そもそも田舎で地元のお客様の仕事をさせて頂くのがほとんどでした。おもに住宅の仕事をさせて頂いていました。昨年度決算では公共工事が約25%ありました。その分住宅の仕事がかなり減っています。前述しました通り税金で仕事をさせて頂く公の工事を施工できる事には十二分に感謝した上で、「原点回帰」:今期からは創業時を思いだして住宅の仕事を特に全力投球したいと思います。昨日、良い材料を目にしてフッと昔を思い出した嵐前夜のことでした。

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